COVID−19

【おそらく2倍以上は多い!!】実は日本と東京都内でコロナ重症度の定義が違う!

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みなさんこんにちは。

本日の結論をまずいいます。

東京都の重症患者は報道されている数の2倍以上いる!!

どういうことなのでしょうか?

実は日本と東京都で

重症患者の定義が異なるんです。

ぶっちゃけ意味わからんですよね。

今日はここについて解説します。

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日本の重症者の定義

実際、日本と東京は

どういうふうに重症患者を

定義しているのでしょうか。

画像引用:日経新聞

○の項目を1つでも満たせば

重傷者としてカウントされます。

東京都は条件として

集中治療室(ICU)に

入っただけでは

カウントしないようです。

これくっそ厳しいですw

実際の医療現場をみていきましょう。

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人工呼吸器はいらない

画像引用:Sustainable News

実はここ最近の

コロナ患者の管理は

人工呼吸器を使用しないやり方が

メインになってきました。

というのも、昔までの考え方では

酸素の値が一定以上

悪くなって来た場合は

人工呼吸器につなぐことで

得られるメリットが多かったです。

肺をサポートしてあげられるからです。

しかし、今回の新型コロナでは

人工呼吸器につないでも

さほどメリットが得られないことが

わかってきました。

圧力をかけても

肺がよくなるどころか

ダメージを与えて

合併症が目立ってきたんですね。

なので、最近は特別な理由がない限りは

人工呼吸器に繋がない

やり方が増えています。

人工呼吸器を使用しなくても

その人の重症度は変わりせん。

東京都の定義では

ICUにたくさんいる

重症患者をカウントできません。

しかもその数は結構います。

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ネーザルハイフロー

画像引用:Fisher & Paykel 

じゃーどうしているかというと、

酸素化が悪くなってき患者は

ネーザルハイフロー

といった機械を使って

酸素を送り込んでいます。

これを使うことで

高濃度の酸素を

送り込むことが可能になり、

人工呼吸器につながなくてよくなります。

管理がラクなので

一般病棟でも使用できます。

実際、わたしもほとんどは

この機械を使って

重症患者の一般病棟で管理をしています。

もちろんこの人たちは

一般病棟なので

かなりの酸素を必要としていますが

重症患者には含まれません。

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ARDSの重症定義

<ARDS:acute respiratory distress syndrome>

画像引用:日本呼吸器学会

で、わたしは思うのですが、

患者の使用している機械ではなく

患者の酸素状態がどうなのか?

で重症度をつけるべきだと思います。

ARDSという

急激に呼吸が悪くなる概念があります。

この重症度を目安に

つけるべきかと思います。

<ARDS重症度分類>

画像引用:今日の臨床サポート

もちろん、状態は日々変わり

その都度重症度が変わるため

カウントが大変になると思いますが

こちらのほうが

正確で把握しやすいです。

少なくとも

今の東京都内の定義だと

かなり重症患者が

少なく見積もられてしまいます。

まとめ

  • 日本と東京都で重症度の定義が違う
  • 最近は人工呼吸器を使用しない傾向
  • ARDSの重症度分類のような数値で分類すべき
  • 東京都の重症度定義ではかなり少なく見積もられる

本日のまとめとなります。

ま、なんというか

日本と東京都で違うってのは

ふつーに考えておかしいですよね。

なぜ統一しないのか

意味がわかりません。

わたしには東京都内には

あまりにも重症患者が多く

公表したくないという

東京都内の思惑

あるとしか思えません。

ではこのへんで!

See you next time!!

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