みなさんこんにちは!
コロナ新規感染者は
随分減ってきましたね。
まー第3波が終わったときもこんな感じで
裏では英国株が増えてて、
結果、第4波に繋がりました。
やつですよ!
インド株!
こいつは注意しておかないと
第5波を引き起こす可能性があるので
注意していきましょう!
さて、
今日からは少し
生活習慣病に関連した
患者さんからよくある質問について
回答していこうかなと思います。
ってのも
生活習慣病はそのまんま
コロナ重症化リスクに繋がります!
![](https://www.isyanten.com/wp-content/uploads/2021/02/83e098c49e681bd8dc9a7c54f1bb1978-320x180.jpeg)
![](https://www.isyanten.com/wp-content/uploads/2021/01/83e098c49e681bd8dc9a7c54f1bb1978-320x180.jpeg)
今年の冬が来る前に
できることなら
生活週間を是正しましょう!
ではいきましょう!
家ではもっと低いんです!先生信じてください!!(泣)
これ、よくありますよねw
高血圧で病院に通っている人なら
何度も経験したことがあると思います!
いわゆる
診察室高血圧というやつです。
基本的に
家でリラックスしていたほうが
血圧は低くでるんですね。
で、
ここで大事なことは、
家と病院での血圧はどっちが大事なのか?
ってことです。
ずばり
家の血圧(家庭血圧)です!
家庭血圧が高いことは、
診察室血圧が高いことに比べて
脳梗塞、心筋梗塞の発症リスクに
大きく関わっているんです!
なので、
基準値も5mmHgほど変わってきます。
![](https://www.isyanten.com/wp-content/uploads/2021/06/image-5-1024x394.png)
成人における血圧値の分類(mmHg)(JSH2019ガイドライン)
なので、
家で血圧測定することは非常に重要なんです!
あ、ちなみに
血圧手帳で記録することで
降圧薬以上の降圧効果が
あるといわれています。
血圧手帳の威力は半端ないです!
みなさんも血圧手帳は
必ず使いましょうね!
降圧薬ってずっと飲まないとだめですか?
これもよくある質問です!
結論:やめれます。
ただ、90%は無理です。
ってのも
やめるためには
生活習慣をしっかりと改善し、
それを維持できないといけません。
わたしがみてきた限り、
生活習慣を改善し、
それを維持できる方は
なかなかいません。
こういった理由から90%は
やめれませんといっています。
降圧薬を飲むと
翌日から血圧が下がるので
生活習慣がまた悪くなる。
そして降圧薬がまた増える。
この悪循環にハマる人が少なくありません。
なので、
わたしは薬を始める前は
必ず、こういった
悪循環にハマる可能性が
高いことを説明しています。
これは人間が
そういうふうにできてるから
仕方のないことなのですが、
この事実を知っているか知らないかで
かなり変わってきます。
コロナ感染後は血圧が高くなりやすい!
![](https://www.isyanten.com/wp-content/uploads/2021/04/92c4d4a8dd14590f377c362633532c55-320x180.jpeg)
以前にブログで書きましたが、
コロナに感染すると
血圧が高くなりやすいです。
これはPost-COVID19 Syndromeの
1つの症状です。
Post-COVID19 Syndromeは
コロナ感染後の6ヶ月は
臓器特異的な疾患リスクが高くなる!
という状態です。
特に血圧上昇は
ほとんどの方にみられます。
そして血圧が高くなると、
心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高くなります。
なので、
コロナ感染後はより
血圧管理には注意しましょう!
まとめ
- 家の血圧が重症!
- 降圧薬は9割がやめられない!
- Post-COVID19 Syndoromeで血圧高値になる!
以上が本日のまとめとなります。
高血圧は非常にありふれた病気です。
もはや
ない人が少数波くらいの勢いです。
みなさんもCOVID−19の教訓として
自分の健康意識を
より一層高くしましょう。
重症化しないためにも。
では
See you next time!!