みなさんこんにちは!
コロナ感染者が右肩上がりです。
それに伴って
後遺症に悩まされている人も
どんどん急増しています。
しかし、
後遺症で見られるほとんどは
精神疾患がらみのことが多いです。
ってことはです。
やはり多くの精神疾患は
炎症が原因ではないか?
という仮説がたちます。
今日はここについてみていきましょう。
うつ病と炎症の関係
コロナの病態生理で
重要なキーワード
それは
”炎症”です!
一度感染すると
体内でたくさん炎症を起こし
様々なトラブルを起こします。
その場所として
肺が戦場になるため
肺炎を起こしてしまいます。
さらにこれだけではなく
後遺症が問題となっています。
抑うつ気分や不眠などの
精神疾患が大多数を占めます。
ここから
炎症と精神疾患が関与しているのでは?
という仮説がたちそうです。
実際、
以前からこの仮説はあったんです。
肝炎の治療に
インターフェロンという
サイトカインを注入する治療があります。
免疫を活性化させ炎症を起こし
肝炎ウイルスをやっつける治療法です。
実は、
この治療法をすると
うつ病になる人が多いんです。
こういったことから
炎症、つまり免疫と
心身は密接な関係があるという
”神経免疫学”
という考えが存在します。
詳しくはこちらの本に書いています↓↓
慢性疲労症候群という疾患も
ウイルス感染の後に起きるため
炎症が1つの原因と考えられています。
肥満はうつ病のリスクをあげる
以前の記事で
なんどもいっていますが、
コロナ重症化リスクを
あげる要因としては
肥満をあげています。
肥満は慢性的な炎症をおこします。
で、
さきほどの理論から
炎症とうつ病が
関係しているのではないか?
ということが考えられますが、
実際
肥満だとうつ病のリスクが上がります!
とにかく炎症をさげよう!
神経免疫学が正しければ
炎症を取り除いてあげれば
様々な精神疾患が治る可能性があります。
炎症を下げるためには
とにかく
睡眠・栄養・運動
この3つが大事になってきます。
抗炎症作用のある食べ物を
どんどん食べましょう!
参考記事はこちら↓↓
まとめ
- うつ病と炎症が関係している可能性!
- 肥満はうつ病リスクを高める
- 炎症がなくなれば精神疾患も改善するかもしれない!
以上が本日のまとめになります。
個人的な感覚ですが、
膠原病に罹患している人は
うつ病の人が多いような気がします。
膠原病の多くは
身体の中で強い炎症が
起き続ける病態がほとんどです。
免疫神経説が証明されれば
新しいうつ病の治療薬や
様々な精神疾患の治療の道が
開けるかもしれません。
では
See you next time!!
<★絶対に読んでほしい食事・栄養の本3選>
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