ここ最近はコロナ陽性患者が増えていますね。
私の病院にも日々コロナ患者が入院してきて
数は徐々に増えてきています。
病院のベット数も徐々に埋まってきています。
実際にコロナ患者を診療しているのですが
保健所の適当な判断により
無駄に入院している方も多いのが現状です。
ここで今一度理解してほしいのですが、
PCRは感染の診断目的に使うものではありません!
これはPCR検査を開発したキャリー・マリス博士も述べています。
今日はPCRについて少し触れていきたいと思います。
人間は細菌やウイルスと共存している
人間は細菌やウイルスと共存しています。
腸内細菌ってのはよく聞きますよね。
実はウイルスも人間の体には常に存在します。
ここで質問です。
腸内細菌がいることを感染っていいますか?
いったいどうしたら感染なのでしょうか?
感染にはウイルス量が重要
インフルエンザウイルスの場合を見てみましょう。
インフルエンザ 検出キットの
検出限界は103〜105で
一定以上のウイルス量があって
初めて陽性を示す検査です。
感染とはウイルス量が重要となります!
PCR検査はわずかな遺伝子をキャッチ
感染について理解したところで
PCR検査がどういった検査かを理解すると
意味のないことがわかると思います。
PCR検査は遺伝子を増幅させてその存在を捉える方法です。
つまり、僅かな量でもキャッチしてしまいます。
感染性のないウイルスの断片でも反応してしまいます。
PCRの意義は
”存在を明らかにすること”
ここを勘違いしないでください!
インフルエンザでPCRしますか??
重症患者数、死亡者数は嘘!?
これも実は非常に残念なのですが、
コロナの感染が否定できない
いわゆる疑似症例の患者も含まれます。
心不全の患者さんは肺に水がたまってしまうため
胸部CT検査では肺炎のような影が出ます。
この時期は完全に否定できないため
コロナ疑似症例となってしまいます。
疑似症例となればコロナ重症患者としてカウントされます。
さらにその患者がなくなってしまった場合は
死因はコロナとしてカウントされてしまいます。
つまり過大評価されています。
まとめ
- 人間は細菌、ウイルスと共存している
- 感染にはウイルス量重要である
- PCR検査はわずかなDNAをキャッチしてしまう
- 重傷者数・死亡者数は過大評価されている
下記、動画で詳しく解説されていますので
ぜひ一度ご参照ください!
また、ウイルスとはほんとに不思議な物体です。
おすすめの本も載せますのでぜひ、年末に読んでみてください!
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